運送業界全体の値上げでFBA倉庫へ発送する送料で悩んでいるという方は多いですよね。
FBAパートナーキャリアですらゆうパックのレギュラー料金と同じくらいですし・・・
私のせどり仲間でも元々はゆうパックの運賃契約をしていて、
関東までの送料が140サイズ1200円だったのが
今年の4月に2200円まで値上げになったとぼやいています。
1000円の値上げはかなり痛いですよね。
月に15箱発送するとして月間で15000円も経費が変わってきますし、
年間だと180000円も多く送料に利益が食われてしまいます。
幸い私は佐川急便の担当ドライバーさんとパイプがあり
運賃の値上げの直撃は食らっていないんですが、
「運賃が高すぎてせどりをやめようと思ってます。」
という悲しいご連絡をメルマガの読者さんからいただいたので、
どうにか安く発送する方法はないかと調べてみました。
参考になれば幸いです。
安く送れる運送会社と発送方法
まずは安く送れる発送方法ですが、
・イプシロンゆうパック
・エコム―便
2018年8月現在ではこの二つが送料を安く送るのに有力だなと思います。
この二つ以外にも少量だけど早く納品したいという場合にはレターパック510を使うなどの方法もありますし、福山通運や西濃運輸なども交渉次第ではとても安くなるとのせどり仲間からの情報もあります。
とりあえずわりと簡単に使える運送方法という事では
イプシロンゆうパック、エコム―便に限られてきます。
だいべー調べではですけどw
ただそこまで有名な運送方法ではないので
イプシロンもエコム―便も聞いた事ないという方もいると思うので簡単に説明していきますね。
イプシロンゆうパックって何??
イプシロンゆうパックとはモール型ではないネットショップの販売用サイトを持っていると使えるサービスです。
イプシロンの決済サービスを導入するとイプシロンゆうパックが使える権利が手に入ると考えると簡単ですね。
つまり楽天やヤフーショップでは使えないという事です。
大手の傘下に所属していないネットショップを自分で持っている必要があるという事ですね。
運賃表はこちら
北海道から発送の運賃表ですがかなり安いのがわかると思います。
だいべーがよく使う箱のサイズは140サイズなのですが、
関東で1370円です。
比較としてゆうパックの送料も調べてみました。
同じ条件で2220円と1回の納品で850円も安く送れちゃいます。
送料の為だけではなくとりあえずネットショップを1つ作っておくというのは
後々の自分のビジネスの為にも良いと思います。
ただ、「ネットショップを作る」ってけっこうハードルが高く感じますよね・・・
やってみたらそこまで難しくはないんですけど、
ここまで読んで拒否反応が出ている方もいると思いますw
なので次は簡単に使えるエコム―便について書きますね。
エコム―便って初耳ですけど?
エコム―便とは近距離専門で超格安価格で集荷発送してくれるサービスです。
このエコム―便の良い所はFBA納品専用の便種があるという事ですね。
・一般のお客さん用
・Amazon FBA ご利用者専用
の2種類があります。
そして運賃がかなり安い!!
160サイズのダンボールを1180円~でFBA納品できるって現状ではかなり格安ですよね。
ただ、残念ながら
このサービスは【近隣の県にしか送れない】のが難点です。
サービスが拡大していけば全国対応出来るようになるんじゃないかと期待しています。
「それじゃFBA倉庫の指定が出来なくなった今の状況じゃ使えないサービスじゃないか!」
というあなたの心の声が聞こえてきそうですが、
関東の小田原倉庫に納品先を固定させる裏技はあります。
★こちらで固定させる方法を暴露してます★
↓ ↓ ↓
運送会社と運賃契約をする時の心得
佐川急便のドライバーさんと話していて気づいたんですが、
運賃値上げになったきっかけってわかりますか?
これはもう
個人宅への配達が激増した事
これが最大の原因です。
個人宅の場合、基本的に1軒に1個の荷物が届きますよね。
宅配の場合、
1日に100軒から200軒くらいの荷物を配達すると
担当さんは言ってましたが、
そのうち不在で持って帰る荷物が3割から4割らしいです。
再配達の連絡で同じ日にまた同じ家に配達に行く事を考えると
100軒の配達でも結局120軒ほど回っているのと変らないんですね。
企業への配達の場合、
配達先の会社が休みでなければ必ず配達が完了します。
再配達がないんですね。
そして同じ企業への配達が多ければそれだけ荷物1個あたりにかかる労力が減ります。
100軒に1個ずつ配達するよりも1件に100個配達する方が絶対に楽なんです。
電脳せどりでも大量買いをして1個当たりの送料を薄めるって考え方はセオリーですよね。
なので運送会社との運賃交渉の場合は
・Amazonで商品を販売している事
・個人宅への発送はない事
・基本的にAmazon倉庫への納品のみである事
・集荷に来てもらう場合に決まった場所に置いておく事
この辺をアピールすると安く契約出来る可能性が高くなります。
どういう目的で契約したいのかを相手に伝える事が重要
先ほど書きましたが、同じ場所へ大量に配達というのは運送屋さんとしてはわりとウェルカムです。
「そんなに大量に送れないよ!」
と思うかもしれませんが、大丈夫です。
全国から同じFBA倉庫行きの荷物が集まるので、その運送会社にとってもメリットがあります。
運送会社からAmazon倉庫への配達の場合、
間違いなくAmazon専用の車両があります。
そのトラックに出来るだけ多く荷物を積んだ方が1台当たりの経費が安くなるんです。
先ほどちょっと触れましたが、
電脳せどりの【送料を薄める】発想と同じ感覚ですね。
なのでまずは
「Amazonで商品を販売していてAmazonの倉庫へ荷物を送る為に契約したい。」
という事をしっかり伝える事が大前提になります。
それと安く運賃契約する為にもう一つ運送屋さんにメリットを提案します。
集荷の荷物は決めた所に置いておく
これは先ほどお話しした【個人宅の不在】という問題なんですが
運送屋としては1度集荷に行って不在
↓ ↓ ↓
再集荷に行く
というのはもの凄く嫌です。
終わるはずの仕事が客の都合でまた集荷に行かなければいけないので誰でも嫌だと思います。
なので私も使っているのですが、
「不在の時は物置に置いておきます」
という提案をしておくと運送屋さんも余計な手間がかからないならと交渉の成功確率も上がります。
現役のドライバーさんから聞き取りした内容ですので信ぴょう性はかなり高いですよ。
まとめ
イプシロンゆうパックでもエコム―便でも送料はかなり安くなる事がわかりましたが、
どちらもデメリットはあります。
イプシロンゆうパックの場合はネットショップを作らなければいけないという事。
エコム―便の場合は現状では近隣の県にしか対応していない事。
ですね。
また、どちらのサービスも集配は大手のサービスを使っていて
自分の会社の契約運賃に利益を乗せて顧客に提供しているので、
出来るなら運送会社と直接契約した方が絶対にお得です。
CC便のようにサービス自体がパンクしてしまう事も考えられますし、
あまり小さい会社はおすすめ出来ません。
運送会社を選ぶポイントは
「企業から企業」を中心としている運送屋さんを選ぶ事ですね。
福山通運や西濃運輸など
あまり個人宅配には来ないけど名前の売れている会社がおすすめです。
私は佐川急便を使っているので個人的にはおすすめなのですが、
地域によって差があるようです。
物販をやっていく場合にはどうしても避けられないのは輸送費です。
この機会にしっかりと対策をとってしまいしょう。
せどりでAmazonのFBA倉庫の納品先を関東に固定する裏技を暴露!
も併せて使っていくとより運賃を節約できるのでぜひ使ってみてくださいね。
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